企業教育
企業教育には、Training と Learning があります。
経営者・教育責任者は、はっきりと区別しなければいけません。
Training (訓練)とは、
プロとして顧客にサービスを提供するために、行うべき最低限のことです。
Learning(狭義の学習)とは、
企業を成長に導くために、「知」(情報や知識)を活用し、新しい価値を創造すること。
才能のあるスポーツ選手でも、プロとして仕事を遂行するためには、日々のTrainingが必要です。
Trainingを怠れば、プロでいられなくなります。ましていわんや、凡人に。。。。
新人だけではなく、プロとして会社名で仕事を行う社員全員に対し、会社は、Training環境を、提供すべきです。顧客側の視点で見れば、それは必須条件のはずです。
Learningは、強制・強要しても、成果を出せるものではありません。社員自身の「思い」「欲求」がなければ進まないものです。会社は、Learning環境を提供することしか出来ません。
社員が「会社と共に成長したい」と思えるように導く方法は、社員を信じ、情報をオープンにするという手法しかありません。それが企業私塾(Learning Organization)と呼ぶ環境です。